ロウリュとヴィヒタ (Löyly and Vihta)

フィンランド人は古くから約2000年前からサウナに入浴してきたと言われています。フィンランドの国民にとってサウナは日常生活の重要な部分を占めていて、日本のように嗜好品の位置づけでは無く必需品となっています。フィンランドでは総人口500万人に対して国内に300万軒のサウナ施設が備えられ、フィンランド国民は最低でも週に1回はサウナに入浴します。そんな本場のフィンランドサウナで欠かせない2つの習慣を紹介したいと思います。

まずは  Löyly(ロウリュ)と呼ばれるフィンランドサウナでは欠かせない重要な部分です、熱したサウナストーンに少量の水を掛ける事を意味します、サウナストーンに水を掛けると一瞬で蒸発し蒸気となって部屋中を駆け巡ります、ロウリュは室温を上げるためだけではなく湿度も急速に高め五感を刺激し新陳代謝を促進させます、日本のSPAでもロウリュイベントを行っている施設も多くなってきました。

もう一つは Vihta(ヴィヒタ)と呼ばれるヒーリンググッズです、ヴィヒタの起源もサウナと同様に2000年前から使われてきたと言われています。

元々はサウナに入る前にフレッシュな白樺な枝を、森で集めて自作のヴィヒタを作りサウナに入って楽しんでいたそうです、サウナ室に吊るして置いておくだけでも爽やかな香りを醸し出します。ヴィヒタは振りかざして悪い精霊を追い払うなどのスピリチュアルな意味合いも含まれていて、サウナは身体だけではなく心もリラックスする神聖な場所として捉えられています、その為サウナでは小難しい話などはタブーです。

フィンランド人はサウナに入り、作りたての新鮮なヴィヒタを振って空気をかき回しヴィヒタで自分の身体をやさしく体を叩きます、殺菌効果もあるといい、皮膚を刺激して血行を促進し発汗が活発になり古い角質が綺麗になり肌がスベスベになるとか。

TYLOのサウナヒーターはロウリュができる本場の家庭用サウナヒーターです、家庭でよりロウリュを楽しみたい方は、SENSEシリーズをおすすめしています、Compact2/4は石の積載量が2kg程度なのに対してSENSEシリーズは石が10kg積載可能なのでロウリュをした時の体感が倍増します。

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