新年あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願い致します。さて新年の更新ですがTYLO社について触れたいと思います。TYLOとはスウェーデンのハルムスタッドと言う場所に本社を置くサウナメーカーです。TYLOの歴史はヨーロッパの中でも最も古く若き電気工学者であったスベンオルフヨンソンという青年がサウナヒーターを開発し1950年にTYLOを設立しました、今年で創業68年目となります。
TYLO社の強みは企画から生産までスウェーデンのオフィスと工場で一括で行われている点です、人件費の安い国外での商品の受託生産などが行われておりません。スウェーデンハルムスタッドにある自社工場は創業時より10倍以上に拡張され続け今では20000平方メートルの工場を所有しています。
人口が東京都より少ないスウェーデンですが世界的な企業を多数輩出してきました、TYLO社もその1つで現在世界90ヶ国に商品が輸出されています。スウェーデン人は寒くて暗くて長い冬と共に暮らす為に知恵と工夫が発達し空間に光を取り込む技術が優れていると言われています、シンプルで無駄のないスウェーデンデザインと呼ばれる所以なのかもしれません。日本の家庭用サウナルームと言えば電話ボックスのような狭く圧迫感のあるネガティブなイメージがありましたが、TYLO社で生産されているサウナは今までになかった開放的なデザインで家具と同じ位置付けで設計生産されています、なのでTYLOサウナユニットはノックダウン式になっていて設置が簡易で引っ越しする場合でも新居に移動することさえ可能になっています。
本社に飾られてる初代サウナヒーターです、歴史を感じますね。