サウナはアルツハイマー病のリスクを軽減する可能性があります

サウナ入浴は、心機能を活性化させることが研究で明らかになっています。その他にも、サウナ入浴による温熱効果は細胞の基本機能によい影響を及ぼし、加齢に伴う病気になるリスクを減らす効果があります。

研究において、日常サウナ入浴と長生きすることには明らかな関連性があることが示されています。サウナ入浴は心機能を強化し、心臓病や高血圧などの疾患に効果があることは以前から紹介している通りです。しかし、サウナ入浴には他にも健康上の利点があるのです。ロンダ・パトリック博士の人気のサイト(http://www.foundmyfitness.com)では、私たちの健康にプラスになる影響があることがレポートされています。

博士は、細胞が高温にさらされると、加齢の過程で非常に重要な役割を果たすたんぱく質が活性化されるという研究結果を得ています。温度の上昇が特定の遺伝子「FOX03」を活性化させるのです。この遺伝子は、人間の寿命および、加齢から細胞を守ることと強く関連性があると博士は言います。

上記の理由により、ロンダ・パトリック博士はサウナ入浴が細胞の再生プロセスに非常に有利な効果をもたらすと考えています。たとえば、加齢に伴うたんぱく質の蓄積や細胞の再生能力の欠如に起因するアルツハイマー病、パーキンソン病やハンチントン病のような疾患の予防に一定の効果があると博士は言います。サウナによる健康効果を最大限にするために、1回につき20分以上の入浴をおすすめします。